PCスペックの確認方法 — Windows 11でCPU・メモリ・BIOSを3つの画面で調べる

Windows 11でPCスペックを確認する3つの画面(バージョン情報・ストレージ・システム情報)

2026年9月時点のWindows 11で、PCスペックを確認する方法をまとめました。CPU・メモリ容量・Windowsのバージョンは「設定」の1画面で、マザーボードやBIOSまで知りたいときは「システム情報」で確認できます。

この記事では、Microsoftの公式サポートに載っている手順だけを使い、「何を知りたいときに、どの画面を開けばよいか」を表にしました。グラフィックボードやSSDなど、部品ごとの詳しい調べ方は個別の記事へ案内します。

目次

知りたい項目別・開く画面の早見表

「PCスペックを確認したい」といっても、知りたい中身は人によって違います。ゲームの推奨環境と比べたいならCPUとメモリとグラボ、Windows 11の要件を確かめたいならエディションとバージョン、増設を考えているならマザーボードの型番が必要です。

Windowsには確認用の画面がいくつもありますが、よく使うのは次の3つです。まず表で「どこを開けばよいか」を決めてから進むと迷いません。

知りたいこと 開く画面 開き方
CPU・メモリ容量・32/64ビット設定 > システム > バージョン情報スタートを右クリック →「設定」
Windowsのエディション・バージョン・OSビルド同じく「バージョン情報」/ winver検索に「winver」
ストレージの容量と空き設定 > システム > ストレージ「設定」から
マザーボード・BIOS・詳しい構成システム情報検索に「msinfo32」

出典:Microsoft サポート「Windows デバイスに関する情報を見つける」、Microsoft Learn「使用中の Windows のバージョンを確認する方法」(2026年9月確認)

設定の「バージョン情報」で分かること

いちばん手軽なのが設定アプリです。Microsoftの案内では、スタートを右クリックして「設定」を開き、「システム」>「バージョン情報」を選びます。

この画面の「デバイスの仕様」には、プロセッサ(CPU)の名前、実装RAM(メモリの容量)、そしてシステムの種類として64ビットか32ビットかが表示されます。その下の「Windows の仕様」には、エディション・バージョン・OSビルドが並びます。

ゲームやソフトの動作環境と比べるだけなら、ほとんどの場合この1画面で足ります。スクリーンショットを撮っておくと、サポートに問い合わせるときにも役立ちます。

「バージョン情報」で確認できる主な項目
  • デバイス名
  • プロセッサ(CPU名)
  • 実装RAM(メモリ容量)
  • システムの種類(64ビット/32ビット)
  • Windowsのエディション・バージョン・OSビルド

ただし、ここに出るのは「容量」までです。メモリがDDR4かDDR5か、あと何GB増設できるかは表示されません。

あわせて読みたい: メモリ規格の調べ方 — DDR4かDDR5か、増設できる上限まで確認する5つの手順

ストレージの空き容量は「ストレージ」画面

「バージョン情報」にはストレージの容量が出ません。Microsoftの案内どおり、設定の「システム」>「ストレージ」を開くと、ドライブの使用量と空き容量が確認できます。

この画面で分かるのは容量までです。ドライブがSSDかHDDか、どれくらい消耗しているかといった状態は別の方法で調べます。

空き容量が少ないと、Windowsの更新やゲームのインストールで止まることがあります。スペック確認のついでに、Cドライブの残りも見ておくと安心です。

「システム情報(msinfo32)」でBIOSまで確認する

設定アプリより詳しく知りたいときは「システム情報」を使います。Microsoftの説明では、タスクバーの検索ボックスに「msinfo32」と入力すると「システム情報」が見つかります。

システム情報は、ハードウェア・システムコンポーネント・ソフトウェア環境をまとめて表示するツールです。最初に開く「システムの要約」には、OS名やプロセッサに加えて、BIOSのバージョンや日付も並びます。BIOSの更新を検討するときや、メーカーのサポートに型番を伝えるときに便利です。

マザーボードの型番もこの画面で分かることが多いのですが、メーカー製PCや一部の自作機では空欄になる場合があります。そのときの確認手順は別の記事にまとめました。

あわせて読みたい: マザーボードの型番の調べ方 — msinfo32で出ないときの4つの確認手順

winver・systeminfoでコマンドから確認する

Windowsのバージョンだけを素早く確かめたいなら、検索ボックスに「winver」と入力してEnterを押します。「Windows について」という小さな画面が開き、バージョンとOSビルドが表示されます。

コマンドプロンプトやPowerShellが使える方は、「systeminfo」コマンドでもOS名やバージョンなどをまとめて出力できます。テキストで出るので、コピーして人に送るときに向いています。

どちらもMicrosoft Learnの「使用中の Windows のバージョンを確認する方法」で紹介されている正式な手順です。

グラボ・メモリ規格・SSD・電源は個別の手順で

ここまでの画面では分からない項目もあります。グラフィックボードが2つ表示されるノートPC、SSDの寿命、電源ユニットの容量などは、それぞれ見る場所が違います。

このブログでは部品ごとに確認手順をまとめています。スペック表のどこが足りないかが分かったら、該当する記事で詳しく調べてください。

よくある質問

Windows 11でPCスペックをいちばん簡単に確認する方法は?

スタートを右クリックして「設定」を開き、「システム」>「バージョン情報」を選ぶ方法です。CPU名、実装RAM、64ビットか32ビットか、Windowsのエディションとバージョンが1画面で確認できます。

メモリの容量ではなく規格(DDR4/DDR5)を知りたいときは?

「バージョン情報」には容量しか表示されません。規格や増設できる上限は、本文で紹介している「メモリ規格の調べ方」の手順で確認してください。

BIOSのバージョンはどこで確認できますか?

検索ボックスに「msinfo32」と入力して「システム情報」を開くと、「システムの要約」にBIOSのバージョンと日付が表示されます。

Windowsのバージョンだけ素早く見る方法はありますか?

検索ボックスに「winver」と入力してEnterを押すと、「Windows について」画面にバージョンとOSビルドが表示されます。

ストレージの空き容量はどこで分かりますか?

「設定」>「システム」>「ストレージ」で、ドライブの使用量と空き容量を確認できます。

まとめ

PCスペックの確認は、CPU・メモリ容量・Windowsのバージョンなら設定の「バージョン情報」、BIOSや詳しい構成なら「システム情報(msinfo32)」、空き容量なら「ストレージ」と、目的に合わせて画面を選べば数十秒で終わります。

画面に出ない項目は、部品ごとの手順で一つずつ確かめてください。

参考